【完】先輩◆同級生《隣の席の不思議な王子》
「あんさあ、旭…。」
「ん?どしたん?言ってみ?」
あまりにも深刻な顔をした私に、旭が顔を覗き込む仕種を見せる。
私はそんな旭に、思ったことを聞いてみた。
「旭さ……鷹見君のこと、好きでしょ?」
旭は私の言葉にびっくりしたのか愛嬌のある丸い目を、更に丸く見開いてぱちくりした。
今まで気付かなかったけど、今日のを見ていて分かったんだ。
旭のぼーっとしていた理由は、活躍するカゲじゃなくて、そのカゲをキヨちゃんと一緒にサポートしていた鷹見君だって。
「ん?どしたん?言ってみ?」
あまりにも深刻な顔をした私に、旭が顔を覗き込む仕種を見せる。
私はそんな旭に、思ったことを聞いてみた。
「旭さ……鷹見君のこと、好きでしょ?」
旭は私の言葉にびっくりしたのか愛嬌のある丸い目を、更に丸く見開いてぱちくりした。
今まで気付かなかったけど、今日のを見ていて分かったんだ。
旭のぼーっとしていた理由は、活躍するカゲじゃなくて、そのカゲをキヨちゃんと一緒にサポートしていた鷹見君だって。