【完】先輩◆同級生《隣の席の不思議な王子》
キヨちゃんがいないだけで、一日がセピア色になってしまう。
旭といても、カゲといても、他の人といても、なんだか物足りない気がしてならない。
学校生活で、私にとってキヨちゃんは必要不可欠な存在だから。
それだけ、キヨちゃんのことが好きだから。
「はあーもう!…帰り、お見舞い行こうぜ?美和ちゃん、なんか味気ない顔してるし。」
カゲのそんな一言で、私の一日は少しだけ鮮やかな色を取り戻した気がした。
旭といても、カゲといても、他の人といても、なんだか物足りない気がしてならない。
学校生活で、私にとってキヨちゃんは必要不可欠な存在だから。
それだけ、キヨちゃんのことが好きだから。
「はあーもう!…帰り、お見舞い行こうぜ?美和ちゃん、なんか味気ない顔してるし。」
カゲのそんな一言で、私の一日は少しだけ鮮やかな色を取り戻した気がした。