【完】先輩◆同級生《隣の席の不思議な王子》
「ありがと。大事にするね。」
「ん。」
一瞬柔らかく目を細めたキヨちゃんは、何事もなかったかのようにスマートに歩き出す。
もらってばかりの私だから、今度はキヨちゃんに喜んでもらえるように、プレゼントを考えなきゃ。
そう心に誓いながら歩くと、旭が突然振り返る。
「今日、楽しい?」
「うん。超絶に楽しい!幸せ。」
きっとこのメンバーじゃなきゃ、こんなに楽しくないと思う。
「私も!まあこの馬鹿がもうちょっと静かならね。」
「酷くね?俺、泣くよ?顔文字みたいな顔で泣くよ?」
こんな旭とカゲのやり取りも、聞いてるだけで堪らなく楽しくなる一因なんだよ。
「ん。」
一瞬柔らかく目を細めたキヨちゃんは、何事もなかったかのようにスマートに歩き出す。
もらってばかりの私だから、今度はキヨちゃんに喜んでもらえるように、プレゼントを考えなきゃ。
そう心に誓いながら歩くと、旭が突然振り返る。
「今日、楽しい?」
「うん。超絶に楽しい!幸せ。」
きっとこのメンバーじゃなきゃ、こんなに楽しくないと思う。
「私も!まあこの馬鹿がもうちょっと静かならね。」
「酷くね?俺、泣くよ?顔文字みたいな顔で泣くよ?」
こんな旭とカゲのやり取りも、聞いてるだけで堪らなく楽しくなる一因なんだよ。