【完】先輩◆同級生《隣の席の不思議な王子》
「おはー。」



いつもみたいに三人で話している輪の中に、マッキーこと眞木清太郎がやって来る。



灰色の瞳と髪の毛は、外国の血が入っているマッキーの天然素材。



190センチを余裕で超える、股下何センチよそれな足で、自分の席の椅子に座った。



美和はマッキーが来たことにより、瞳をキラキラ輝かす。



本人は別に態度変えたつもりなんかないんだろうけど、バレバレだよね。うん。



「おはよ、マッキー。あのさ、また美和のチチが成長したみたいなんだけど、マッキーが開発してんの?」



私は朝から刺激的な質問を投げかける。無論、美和をおちょくるためと、マッキーをからかいたいからだ。
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