【完】先輩◆同級生《隣の席の不思議な王子》
だけど、マッキーは表情一つ変えない。マイルドな感じの無表情で、私に言った。



「うん。俺が…ね?」



「き…きききキヨちゃん!?答えなくていいし!旭も変なこと聞かないでよぉ…。」



結果、真っ赤な美和の顔を見ればおちょくるのは成功成功だと分かるけど、マッキーの方は完全に失敗だ。



「つかさ、美和ちゃん、マッキーって激しい方なん?気になるわー。」



影虎まで便乗しちゃって、2対1での美和いじりが始まる。



「そ…そんなの、比べる対象がないから分からないよ!」



美和、その発言、墓穴掘ってるってこと、気付かないのかな。
< 325 / 334 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop