【完】先輩◆同級生《隣の席の不思議な王子》
私も自分の頼んだ苺とメロンとミカンと生クリームのクレープを口にした。
「んまーい!何この生クリーム!絶妙な甘さじゃん!」
あまりにも美味しいクレープに、私は自然と笑顔になる。
「そう、その顔。俺は旭の食べる顔に惚れたんだ。」
「ふへっ?」
クレープのあまりの美味しさに、影虎への質問を忘れてたんだけど、その一言で現実に戻る。
「去年の4月さ、クラスの何人かで親睦会したじゃん?その時、旭が美味そうに焼肉食ってる顔見て、俺、この子と結婚するってビビッと来たんだよね。」
ま、まさか、そんな些細なことでこんなに好きになってもらえたなんて。
「んまーい!何この生クリーム!絶妙な甘さじゃん!」
あまりにも美味しいクレープに、私は自然と笑顔になる。
「そう、その顔。俺は旭の食べる顔に惚れたんだ。」
「ふへっ?」
クレープのあまりの美味しさに、影虎への質問を忘れてたんだけど、その一言で現実に戻る。
「去年の4月さ、クラスの何人かで親睦会したじゃん?その時、旭が美味そうに焼肉食ってる顔見て、俺、この子と結婚するってビビッと来たんだよね。」
ま、まさか、そんな些細なことでこんなに好きになってもらえたなんて。