【完】先輩◆同級生《隣の席の不思議な王子》
「俺が彼氏じゃ…嫌?」
いつもの調子で「バッカじゃないの!」なんて言えないのは、多分キスの余韻の所為で。
「嫌、じゃ、ないかも。」
私がそう言うと同時に、今度は影虎の唇が、私の唇を奪うように重なった。
そのキスに酔いしれるうちに、クレープが私の手からスルリと落ちる。
すごく美味しかったのに、もったいない。
影虎が私に満足いくまでキスをした後、私にクレープを奢り直すことになったのはまた別の話。
《End》
いつもの調子で「バッカじゃないの!」なんて言えないのは、多分キスの余韻の所為で。
「嫌、じゃ、ないかも。」
私がそう言うと同時に、今度は影虎の唇が、私の唇を奪うように重なった。
そのキスに酔いしれるうちに、クレープが私の手からスルリと落ちる。
すごく美味しかったのに、もったいない。
影虎が私に満足いくまでキスをした後、私にクレープを奢り直すことになったのはまた別の話。
《End》