deepdeepdeep 夜の帝王との秘密な関係 ~わたしは生徒で、彼は先生で~

静まり返った部屋。

窓から見える夜景があの街のネオンを思いださせる。

一晩中、闇を知らない街。

キラキラと輝き続ける。



そんな世界の人なんだよね。


昼間とは全然違ってって、夜の先生は存在だけでもものすごく魅力的で。

そんな先生に、どんどん魅かれていく。


だから、神様わたしから先生を奪わないで。


お母さん・・・
そしておとうさん・・・

わたしの前から去って行った人達。


悲しい想いも、寂しい想いも、人の何倍もしてきた。


そんなわたしに手を差し伸べてくれた先生をどうか奪わないで。




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