deepdeepdeep 夜の帝王との秘密な関係 ~わたしは生徒で、彼は先生で~
「ただいま~。ワンコ~。 」
わたしの声に尻尾を全開に振りながら全力疾走で駆けてくる。
抱きかかえると、顔中を舐めまわして喜んでくれる。
リビングに転がると私の周りを元気よく走り回る。
気持ちが癒されていく。
そこにいてくれるだけで、優しい気持ちが溢れてくる。
「ワン!! 」
「ワン!! 」
「ワン!! 」
ワンコと遊んでいる時間は、あっという間に過ぎて行く。
先生が帰ってくる前に夕食作んなきゃ!!
遊んでと足にせがむワンコの頭を撫でながら、
「後でね・・・」
わたしのそばにちょこんと座って、待ってる。
愛しくてかわいくてたまらない。
むぎゅー♥って抱きしめる。
「早くかわいい名前決めるからまってってね。」
候補が多すぎて決まらない名前。
女の子だから、とびっきりかわいい名前つけてあげたい。