deepdeepdeep 夜の帝王との秘密な関係 ~わたしは生徒で、彼は先生で~
「ごめんなさい。 ごめんなさい・・・。」
言いたい事はいっぱいあったの。
伝えたい想いもいっぱい溢れてきた。
でもね、言葉にならなくて、言葉が見つからなくて・・・。
口から、こぼれた精一杯の想い。
たったひと言しか言えなくて。
抱きしめる腕の力が抜けて行くのを感じながら、ひたすらごめんなさいしか言えなかった。
もうここにもいられない。
誠君の想いに答えられない以上ここにはいられない。
そう思っていた。