deepdeepdeep 夜の帝王との秘密な関係 ~わたしは生徒で、彼は先生で~

 「店長、新人は?」

見渡す限り新人らしき人物はいない。
いまどきの若者だからなぁ。

続かなくてもおかしくない。

 「オーナー、今日は同伴で、もうすぐお客様と一緒に。」

そう店長が話した時だった。

店のドアが開いたのは。

 「いらっしゃいませ。」

ボーイの声が響く。


俺は、そこに立つ新人に何となく見覚えがあったんだ。

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