deepdeepdeep 夜の帝王との秘密な関係 ~わたしは生徒で、彼は先生で~

先生は、わたしの肩を抱きながら車を走らせた。

どこに行くのかわからなかったけど、少しでもひとりで過ごす暗い闇の時間が減ったことだけは確かで、わたしの中で、先生と過ごせる時間が少しでも長い事を願ったんだ。

無言の車内。

きつく抱き寄せられる肩。

先生?

わたし、

このまま寄り添っていてもいいですか?








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