deepdeepdeep 夜の帝王との秘密な関係 ~わたしは生徒で、彼は先生で~
君を見ていると、あの頃を思いだすんだ。
それは、俺の中で闇として残っている現実。
俺は、あの時から、教師っていったい何なんだ。
って自分に問いかけてきたんだ。
あの日、俺は教師としての自分に嫌気がさしたんだ。
教師という仕事にも。
こんな俺に教わっている生徒たちは、ある意味被害者かもな。
やる気のない教師に、生徒を受け持つ資格があるんだろうか?
俺の前から、去っていった生徒。
彼は最後まで俺を信じていてくれたんだ。
あの事は俺も新人で、教師という職に誇りと熱意を持っていた。
そうあの頃の俺は、教師って仕事を正当化していたんだ。