deepdeepdeep 夜の帝王との秘密な関係 ~わたしは生徒で、彼は先生で~
車が一件の高級そうなレストランに入っていく。
「わぁーー。」
ついつい声が出てしまう。
「気にいってくれた?」
「うん。うん。」
わたしは、首を大きく縦に振る。
店の中には、まだお客様1人いなくて。
「いらっしゃいませ。 工藤様。」
店のオーナーらしき人が深々と頭を下げる。
「急にムリ言ってすまなかったね。」
「そんな工藤様。 21時までは貸し切りにさせていただいてます。ごゆっくりお過ごしください。」
「あぁ。 ありがとう。 」
貸し切り!!
このお店が!?
だって、普通ありえないでしょう。