deepdeepdeep 夜の帝王との秘密な関係 ～わたしは生徒で、彼は先生で～

華やかそうに見えるこの世界。

実際は女の戦場。

取って取られての掴みあいのもめ事も多々目にしている。

わたしはまだ新人で、この世界の華やかさに憧れて飛び込んだ。
幸いわたしは、もめ事にも巻き込まれず可愛がられている方だ。

社長の目もあって、お店のおねぇ様達もいい人ばかりで。


でも、まだわたしは知らなかった。

女同士の妬みや恨みが怖い事を。
そんな簡単なものではないことを。


実際のわたしはまだ子供で、ひとりになる寂しさを紛らわすようにキラキラと輝くこの空間で蝶のように舞う。


少しでも長く、賑やかなこの場所にいたくて。
わたしは、笑顔で男の相手をする。


お酒を作り、会話を楽しむ。

甘えれば、包み込んでくれる大人の男。
紳士と呼ばれる男たち。


わたしの知ってる男の大人とは、全然違って・・・。
わたしは、そんな男たちに惹かれて行く。