Rejected love
しばらくボーっとしてた。
季菜チャンの事で俺の脳は超支配されてた。
コレってベタ惚れって奴だよね///
こんな思いって超久しぶり……ってか初めて?

あぁ~季菜チャン季菜チャンー!

「航樹、変態顔になってる」

悠輔が突っ込む。
それに亮、圭太は笑う。
ソコに、

「航樹~!何いやらしい事考えてんの~?!」

俺の唯一の女友達の一人、姫野美貴が口をはさむ。

「うっせぇ(笑)」

俺と姫野が話していると、後ろでもう一人の女友達の若尾真美子と圭太、亮がコソコソと話してる。
何の話かは知らないけど、姫野と悠輔で話の続きをしていた。

「航樹って好きな子とかいないの?」

姫野が突然の恋バナを持ちかけてきた。
それをきいてどーすんの?って話だけどまぁ……ね。

「ん?まぁね。姫野は?好きな奴とかいそうだよね」

俺がそう言うと他の四人は大笑いをした。
そのあとに何か言われたけど聞こえない(笑)

「えー?分かんないの~??」

「う……うん。でも癒し系男子が好みでしょ?」

俺は的中!!と思ったけど、

「もー!!」

姫野は膨れっ面になって冗談交じりで怒りだす。

「……まぁしょうがないっしょ……」

圭太がボソッと言った。

「?」

なんのこっちゃ。
でも、姫野は見た目癒し系美人?だから……同士の癒し系男子が好みそうだけど……
ん?なんか違ったの?
なんでそんなに怒っちゃうかぁ。

俺はちょっと机にひじをついて悩んだけどすぐに諦め、

「なんで怒るー?」

答えを問うと、

「てめー!罪つくりな男だなー!ムカつく!」

亮に頭を何回も叩かれた。
いて……
マジ分かんねー。


そう思った時……


~♪~♪

「きたか!!?」

俺はごきげんに超叫んだ。

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