It's Our War!
ーーー放課後。
物理室。
の、前に鈴架だけだ立っていた。
晴沙と小春は急用と言って帰ってしまったのだ。
どうせ面倒だからと鈴架に押し付けたのが本音である。
コンコン、とドアを2回ノックする。
「失礼しまーす」
ドアを開いた。
「!!」
鈴架は唖然とした。
そこには現実には有り得ないことがおきていたからだ。
「っ…!こっちくるな!」
STだ。
なぜか腕から血が出ている。
苦しそうに傷をおさえ、膝をつけているST。
鈴架にはわけがわからなかった。