゚+。キミの言葉で。+゚
「ホラ」

「え…?」

「その荷物、かせよ。運んでやる。」

ぴとっ・・・



そのとき、荷物を持っているわたしの手に、太郎ちゃんの手がふれた。
「!!////」


びっくりして思わず太郎ちゃんの手を振り払ってしまった。



「いっ…いいよっ」

あっ……

「ごっ…ごめん!太郎ちゃんっっ」

「………。」

太郎ちゃんは何も言わない。


怒っちゃったかなぁ…?

そう思ってわたしがあわあわしてると、


「うん。オッケ」


太郎ちゃんはわたしにそう言ってニコっと微笑んでくれた。
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