゚+。キミの言葉で。+゚
そして思いついたこと……それは…


「太郎ちゃん…」

「え……?」



「じゃあね!!」



ガラガラッ

ピシャッ!




「ちょ!るいっ…」


……それは逃げ出すことだった。


…これで太郎ちゃんはわたしを嫌いになるだろう。


“なんて自分勝手な人間なんだ”って…



あんな遅くまでついててくれたのに…



わたしは最低だ。



でも



それでいいんだ。







それで………。
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