゚+。キミの言葉で。+゚
わたしは太郎ちゃんの背中を見送ったあと、一目散に自分の部屋に入った。


バタバタ……




パタン…


わたしは自分の部屋につくと、ベッドに倒れ込んだ。


わたし……


太郎ちゃんと両思いになったんだ……

太郎ちゃんと……キスしちゃったんだ……




まだ、夢の中の出来事のようだと思ってしまう。






本当は太郎ちゃんと両思いになったのも、キスをしたことも…今までのこと全部、自分の思い通りに作ってしまった夢の世界の出来事ではないかと思うんだ……




朝になったら、全てうそのように消えてしまうんじゃないかって……



そう思うと寝れなかった。



わたしはそのまま朝を迎えた。







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