月と太陽の事件簿15/人形はなぜ捨てられる
達郎は小さく首をかしげながら、再び唇を尖らせた。
「レミ、付き合ってくれないか」
「へ?」
「N県に行って実際に現場を見てみたい」
あ、そっちの話ね(汗)
「北島警視にアポをとっておくわ」
「最新の捜査資料を揃えてもらっといてくれ。あと…」
「あと?」
「マネキン人形の不法投棄についても、捜査の進捗状況を知りたい」
「マネキン人形って、あたしたちが見つけたあのマネキン人形?」
それが事件となんの関係があるというのだろう?
あれはあたしたちがたまたま見つけたものではないのか?
首をかしげるあたしに、達郎は言った。
「気になるんだ。人形はなぜ捨てられたのかが」
「レミ、付き合ってくれないか」
「へ?」
「N県に行って実際に現場を見てみたい」
あ、そっちの話ね(汗)
「北島警視にアポをとっておくわ」
「最新の捜査資料を揃えてもらっといてくれ。あと…」
「あと?」
「マネキン人形の不法投棄についても、捜査の進捗状況を知りたい」
「マネキン人形って、あたしたちが見つけたあのマネキン人形?」
それが事件となんの関係があるというのだろう?
あれはあたしたちがたまたま見つけたものではないのか?
首をかしげるあたしに、達郎は言った。
「気になるんだ。人形はなぜ捨てられたのかが」