その瞳に映して。~先生に恋した私の恋愛日記~
なんで、こんな疑問が出てきたかなんてわからないけど・・・。
無性に知りたくなったんだ。
だから・・・口に出して聞いちゃった。
「先生?先生ってさぁ~彼女とかいんの?」
なるべく、翔にも、先生にも気付かれないように軽い感じで問いかけた。
そしたら・・・私が1番大好きな先生の感じで返してきた。
「ん?ど~だかね~♪なになに?オレに彼女いたら嫌だったぁ?」
先生はいつでもドS。
そんな先生も大好きなんだ。
てか、このドSで意地悪な先生が1番好きなんだ。
そして、時々しか見せない優しさも・・・愛しくて・・・たまらないんだ。
この感情が、どこから出てくるのかはわからない。
でも・・・最近薄々感づいてる。
この気持ちって・・・・。
でも、答えを出しちゃいそうな心に慌ててブレーキかけるんだ。
だって・・・私には大事な翔って存在がいるんだから。
何かといっては毎回この理由で自分の気持ちに気付かないようにしてた。
気付かないように・・・気付かれないように・・・・。
「先生!後どれくらいで海?」
「ん~・・・もうすぐ!」
先生がもうすぐって言った瞬間・・・私の目には・・・綺麗で美しいブルーの海が瞳に映ったんだ。
「なんじゃこりゃ!ちょー海だぁ!!」
「こんなとこあったっけ?!」
私は・・・今まで見たことない海にみとれていた。
すっごい嬉しかった。
・・・・先生と海が見れてすごい嬉しかった。
これが今の私の率直な感想。
また・・・手帳に先生のこと増えちゃう。
きっと、今日は・・・今までで1番良い日になるんじゃないかな・・・。