その瞳に映して。~先生に恋した私の恋愛日記~

私はショックすぎて、言葉が出なかった。

「・・・?どうすればいい?」


先生はそんな私の気持ちもわからないから、ずっと問いかけてくる。

私は、こんな先生にイライラした。
もっと、私の気持ち・・・考えて・・・。

「・・・・ねぇ・・・」

「ん?答えでたか?!」


私は・・・イライラして、声のトーンを下げて言った。

「なんでそんな相談、私なんかにするの?」


私は、この1つの質問に色んな感情を込めて、先生に問いかけた。

そしたらね?

私が思ってた答えなんかと全く違う答えが返ってきたんだ。

「ん?おまえだけだからさぁ~女子でオレの好きなタイプ。おまえにしか相談できなくて・・・あっ!別に迷惑なら・・・」



先生?

そんなこと冗談でも言わないで・・・【おまえだけ】なんて、気軽に言わないで・・・。また・・・勝手な私の心が反応しちゃうじゃん。

また・・・先生への好きが溢れちゃうじゃん。


「んで?迷惑・・・?」


しばらくの沈黙を破って先生がまた私に悲しそうな声で問いかけて来た。

「全然・・・大丈夫。ありがと・・・」

私は、照れ隠しにぶっきら棒な返事をしたんだ。

「やったぁ!んで?んで?」


私は、時折見せるのそ先生の無邪気な笑顔も・・・・大好きなんだ。

その笑顔・・・私以外の人にも見せてるの?


「先生?それは・・・・治らないよ!治すには・・・先生が変わらなきゃ」


だってそうでしょ?

「ほへぇ?」


そう、その声。
まずはその情けないかわいい声も治さなきゃダメなんだよ。

そして、その顔。そんなカッコイイ顔で話しかけられたら・・・女子どころか、男子でも胸キュンしちゃうよ。


先生の行動、しぐさ、声、姿・・・全てがモテる要素なんだよ。


どこまで・・・先生は鈍感なの?

いい加減・・・自分の魅力の1つくらい気付いてもいいんじゃない?
< 24 / 35 >

この作品をシェア

pagetop