その瞳に映して。~先生に恋した私の恋愛日記~
みんな、そんな気まぐれな私でもちゃんと着いてきてくれる。
そんなみんなを大事にしようと思ったんだ。
私と沙理は琴美と合流して、新しい学校に向かった。
「マジわけわかめだよね~」
「本当に繭って面白いよね~!」
「面白いって言うより、可笑しいんじゃない?」
「なんだって~??!」
小学校の頃もこんなんだった。
毎日が楽しくて楽しくて・・・みんなといる時間が大好きだったんだ。
学校自体は嫌いだったけどね(笑)
「うわ~人多いなぁ~」
「そりゃ入学式だからね・・・」
「みんな同じ格好してて気持ち悪い・・・」
これが私の中学校の最初の印象。
周りを見たら、制服、制服、制服・・・・お葬式かっ!って感じ。
「んじゃ、また後でね~!」
運悪く、琴美とは違うクラスになってしまった。
でも・・・沙理とは同じクラスになれたし、大好きな彼氏の翔とも一緒のクラスになれたんだ。それが、すっごい嬉しくて・・・入学式なのに涙が出そうになった。
しばらくして、このクラスの担任と思われる人が入って来た。
「えぇ~1年間このクラスの担任を勤めさせていただきます、湯川と言います!これから、よろしく!」
私がこの先生を見て、はじめに思ったこと、それは・・・【でかい】。
体重何キロあんの??!ってくらいでかい。しかも、女だし・・・どっちかって言うと、男の先生の方が好きなんだけどなぁ・・・。
そうそう・・・隣のクラスの佐々木先生とか・・・。小川先生と仲良いみたいだし、かっこいいし。フランス語の先生っぽいし。
まぁ、これは、勝手な私の妄想なんだけどね。
私の趣味は妄想なもんで・・・(笑)
で、なんだかんだ会って入学式終了・・・。