歴史の星空に飛び込んで


「へえ、なんどっしゃろ?」


しばらくして、私なんかよりずっと幼い女の子が玄関すぐの階段から急いで下りてきた。


「朝早くからすいません。少しお伺いしたいことがあるのですが」


沖田さんがそう言うと、彼女は少し頬を赤める。

忘れてたけど、沖田さんってカッコイイよね。


「うちでわかりますやろか……。でも姉さん達もおかあはんもまだ寝たはるし……」

「そうですか、でも、わかる範囲で結構です。」

「せやったら」



舞妓さんかしら
舞妓さんなのかしら

この女の子はもしや、舞妓さんなのかしら??

か、可愛い!!






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