歴史の星空に飛び込んで


嫌だ。


「やっぱりそうや!一度お会いしとおした!
ほんなら姉さん達起きてきはったらあれやし

またうちから新撰組の方へ寄せてもらいます」

「ありがとうございます。助かります」



沖田さんに続いて「ありがとうございます」とお礼を言った。
彼女は、とっても可愛いくてニコニコしていて

気品があって
親切で


私にはないもの沢山持っている。

沖田さんはこんな女の子が好きなのかな。



ってこれじゃまるで私が沖田さんのこと好きみたいじゃない!

浮かんだ考えをふるい落として、私も沖田さんみたいに笑顔を浮かべた。






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