歴史の星空に飛び込んで
「桃ちゃんはまだ子供だから、はっはっはっ」
「こ、子供じゃないですよ!言えないような疚しいところなんですか!?」
はっはっはってなんだはっはっはって!
「えー、あ、こーんなことやこーんなことをするところだよ」
「きゃー!!」
原田さんは急に、思いついたように私の肩を抱き寄せてスリスリと色んなところを撫でてきた。
痴漢だ!
「佐之!やめろ馬鹿」
永倉さんに引っぱがされて、なんとか原田さんから助けられ
私は肩の力を落とした。
「おさいほうが進まないじゃないですかー!」
厭味の一つでも言っておこう。