歴史の星空に飛び込んで
「いいじゃないかいいじゃないか。
本当のことなんだから。少し格好は変わっているが、まぁ桂さんが好みそうだ」
「桂さんは私なんか好みませんよ」
って!あぁあぁあ!!
桂さんと関係あるって言ってるようなものじゃん今の私!失言にもほどがあるよ!
ただ幾松さんという方がおられるからって思っただけなのに!私の馬鹿!
「やっぱり桂小五郎と関わりがあるのですね」
多分局長の、土方さんとば逆に座っている男の人が、優しく微笑む。
鋭い!見逃してよ!
「〜〜〜っ」
何もいえなくて視線を泳がしていると、鋭い男の人はズバリと私を指摘する。