歴史の星空に飛び込んで
可愛いー!
嬉しいー!
って思うんだけど本当は沖田さんに会いたかったんじゃないかな?とか思っちゃった。
一応沖田さんも雪哉さんが来てくれたことは知ってるはずなんだけど、来ないのかな?
「本のことなんどすけど……」
「はい」
「昨日若いお侍さんが預かりに来はって、お姉さんのお名前知ったはったんで渡してしもうたんです。」
「え?」
若いお侍さん?
誰だろう。
昨日の話しだったらもし新撰組の人なら話してくれるだろうし、
私の名前を知ってるのなんて……
「やっぱりあかん人に渡してしもうたんかも!すんまへん!」