歴史の星空に飛び込んで


「そうなんですね?」

「〜〜〜……知りません!」



本当に何にも知らないんだもん!私、気が付いたらあそこに居ただけで、

なんて言っても信じてくれないんだろうから言わないけど。



「そうですか。なら何故あそこにいたのかじっくり教えてもらう必要がありますね

……私は山南敬助です。あなたのお名前をお伺いしたい」



笑顔が崩れないのが逆に怖い山南さん


「菅野、桃です……」


私の中では逃げるしか考えが無くて、何も答える気は起こっていなかった。

第一知らない。



「菅野桃さんですね。ありがとうございます」







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