歴史の星空に飛び込んで


「なんでまた」

「なんかそろそろ所帯が持ちたたいとか……」



なんとかニッコリ笑ってみせて、嫌だけどこの話しで終わればいいって願った。

だって


戦が始まるなんて、言えないから



「なんて答えたんです?」

「え、そりゃ断りましたけど……」



久坂さんなんか引いてくれなさそうだったな……

「菅野さんが久坂さんと所帯を持つなら無理矢理でも私と持たせますから」

「え、な、何言って」



なんで今日沖田さんそんななの!

縛られてるからどうも出来ないけど、私は金魚みたいに口をパクパクさせながら、

至って真剣な沖田さんを見入る。





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