歴史の星空に飛び込んで


沖田さんと私が!

駄目なんだってそうゆうの!想像するだけで赤面しちゃうから!


まさに金魚だ!


「……ぷ。あははは!」

「なっ!」


沖田さんの真剣だった目は、笑いを吹き出すのと同時に崩されてケラケラと可笑しく笑っていた。


完全にからかわれたよ!!

酷い沖田さん!いつもいつも!からかいすぎだ!


半ベソかきながら沖田さんを睨むと、沖田さんの顔がグッと近付いた。


「お、きたさん?」



またからかわれてるんだきっと



「からかわないで下さいよ」


「からかってませんよ」




チュッと、頬に感じた沖田さんのキスに全身を固まらせた。






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