歴史の星空に飛び込んで
「か…………からかってる!!!」
なんなんだこの人!!
焦り過ぎて心臓激しく動き過ぎて本当に泣きたくなってきた。
重症だ。
「からかってるんですかね?」
沖田さんは私から離れると、ニッコリ笑って首を傾げる。
「し、りませんよ」
クスクス笑う沖田さん。
二人何も話さないでただ私は自分の心臓の音を聞いていた。
ドキドキと煩すぎる私の心臓
早くおさまってよ!
しばらくそんな時が流れて、終始笑顔だった沖田さんの口が開いた。
「私はあなたを信じると言いました。だから信じています」