歴史の星空に飛び込んで


こ、こわ?壊す?


「総司!お前なぁ」


沖田さんがニッコリ笑ったのと同時に、スパン!と勢いよく襖が開いて土方さんが現れた。


「あ、土方さん、どうしたんです?」

「どうしたじゃねぇ!尋問になってねぇじゃねぇか!」

「盗み聞きしてたんですか?趣味があいますねー土方さん」

「ちげーよ!!」




怒り心頭のもようの土方さんとケロッとしたようすの沖田さん



私は、ただ背筋を伸ばすばかり




「菅野!」

「は、はい!」

「〜〜〜クソッ、総司が信じるとかいらねぇこと言うから何も聞けなくなったじゃねぇか!」







< 209 / 565 >

この作品をシェア

pagetop