歴史の星空に飛び込んで
バッと久坂さんの体に飛び込んでいった。
空気が乱れて時がゆっくり流れるようなそんな中、久坂さんはバランスを崩して私が飛び掛かったまま後ろに倒れていった。
「いっ……てぇな!」
「うはーっ!大丈夫っすか!」
私は久坂さんがいたから全然大丈夫だったけど、久坂さんは大丈夫じゃないだろう多分
久坂さんの上からどこうとしたら、手を掴まれた。
「……悪いが、捕まらねぇから」
「よくこの状況で言えますね」
「………ああ、自分でも言ってから思った。やっぱりどけ」
「久坂さんの命令には従わない主義です私」
「しらねーよ!」