歴史の星空に飛び込んで


「幕府が滅んで長州や薩摩が政治をしていくようになるんですよ。

未来はとっても住み心地最高です」



ニッコリ笑うと久坂さんも、もう一人も目を合わせて口を開く。



「俺達が存在したことは意味があるんだな!」

「薩摩か、意外だな、凄い未来だ」



言っちゃった。


でも後悔はしていなかった。


二人がとっても笑ってくれているから。



「生きる意味のない人なんていませんよ」



私は、沖田さんが生きる意味なのかも、とか言う考えが頭を過ぎる。

恥ずかしいな、



「桃、ありがとう」






< 303 / 565 >

この作品をシェア

pagetop