歴史の星空に飛び込んで
満天の星空を見上げて、
未来を嘆いた夜もあった。
久坂さんの言ってることは、正しい。
私は確かに帰らないと。
居たい、だけで居られる世界じゃないのかな。
「そんな悲しそうな顔すんな、俺が言いてぇのはいつかは別れなけりゃいけねぇってことだ。
いつかの話しだよ」
そんなこと言ったって
「久坂さんの馬鹿」
いつか来る別れがとてつもなく怖いこと、
そして別れが必ずいつか来るということ、
なんとなく断片だけ見えた気がした。
「俺が言いたかったのはこれだけだ。……来てくれてありがとうな」
「久坂さんはこれからどうするんですか……?」