歴史の星空に飛び込んで


そして、何者かに捕まって、新撰組じゃないってわかって、

何となくの勘だったんだけど、

怖くなって助けを求めたけれど、


この、長州の久坂と名乗った彼に、引っ張られ引っ張られ遠いところまで連れ出されてしまったわけ。



そして靴擦れしたってオチ。

ローファー新品だったよ!はきなれてないんだもん!


「もう歩けませんよー」

駄々をこねるように道の真ん中で腕を強く引く久坂さんに抵抗してみた。


「桂さんが待ってんだよ!」

「はぁ!?もう!!なんでなの!?

桂さんと私は一瞬しか顔を合わせてなくて、その時勢いで側に置いてもらうことになっただけで」

「あの人は絶対約束を破らないから」






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