歴史の星空に飛び込んで
ものいいたげというか呆れというか、沖田さんにとっては呆然に立ちすくんでるという感じだし。
いつもなら
べりって私のくびねっこ掴んでまで引き離すでしょ?
なんで?
私はとりあえず立ち上がりながらそのことを考えるばかり。
「おーい、芋持って来たでー、見てみー、こんなぎょうさんもろうたわ。あ、藤堂さん帰ったんや、おかえり。
なんや皆おるんかいな、ん?
俺、こーゆう空気はわざと読まんタイプや」
や、山崎さん………!
なんてギャグセン高いのあなた……!
って言いたくなる。
山崎さんはお構い無しに集めた落ち葉にサツマイモを入れて火をつけた。