歴史の星空に飛び込んで
って思ってたら
「何やってやがる」
きゃー!!この声は!!
「ひ、土方さん!!いや、鬼副長!!」
あ、私ったら言っちゃったよ。
羽織りを羽織りながら屯所を出て行こうとする土方さんの足が
もちろんこの状況を見て止まった。
「菅野に、沖田に、斎藤まで……それと原田に永倉。平助もさっき帰って来たばっかりじゃねーか」
え。
もう山崎さんがいない………!!
なんて逃げ足の速いやつだ!
「焼き芋してるんですよ」
沖田さんは土方さんの登場にニッコリ微笑む。