歴史の星空に飛び込んで


抱きしめてもらってたのは嬉しかったけれど、心臓持ちそうにないし。



「私、決めました。沖田さんが私のこと好きになるまで未来には帰りません!」



何か言いたげだった沖田さんがグッと黙った。







「それやったら沖田さん気持ちすら言われへんやんか……帰したくないのに」



やっぱりこっそり見ていた山崎のため息が夜の空気に溶けていった。










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