歴史の星空に飛び込んで
あ!
「そうだお母さんを頼ればいいんだ!」
「え?」
「宮川町の私のお母さんにそっくりな涼香さんです!あの人なら桂さんにも直接関わりあるはず!」
沖田さんもあぁ、と思い出して、それから表情を渋める。
「でもあの人男でしょう?」
「そうですよ?」
ん?なんか沖田さん心配そうな感じ。
「沖田さんが一番好きに決まってるじゃないですか」
笑って冗談っぽく言ったのに沖田さんは頬を染めてビックリしてる。
やらかしちゃった私?あはは。
「もう。それはいいとして今日は伏見に泊まりますよ」
「……………は?」