歴史の星空に飛び込んで
それと私が伏見に泊まるのとの関係が問題なわけだよ私にとって。
「ケホッ、そうなんですか。まーその坂本龍馬を確認するために私達が旅人のふりして行くわけですよ」
え、なにそのプレッシャー………。
「そういうのって監察方の仕事じゃないんですか?」
「そうなんですけど」
困ったように沖田さんは私の後ろを見つめ、誰かに手招きした。
「そら一番組長にはバレてるよなぁ」
この声は、
山崎さんだ。なんかもうお決まりだな。
振り返るとやっぱり山崎さんがいた。
「私もさっき気付いたんですよ」