歴史の星空に飛び込んで
伏見旅籠、寺田屋
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「ごめん!妻が倒れてしまって暫し部屋を貸して頂きたいのだが」
「あら!大変、ほんまや奥さん真っ赤やないの、はよう入っておくれやす!」
沖田さんの熱演のかいあって、私達は旅籠寺田屋に潜入を成功させた。
私は沖田さんにお姫様だっこされながらただ気分悪い振りをするだけ。
なんだけどさっきからの赤面ワードに私は噴火寸前だった。
「ありがとうございます」
寺田屋の女将さんの後をついて私達は二階の一室に入った。
「布団今ひくさかい旦那さんはちょっと奥さんさすっといてあげてや」
「助かります」
きゃーっ!!
沖田さんが私の背中摩ってるよ!!