歴史の星空に飛び込んで
パクパクとご飯を口に運ぶ梅さんはニヤニヤと沖田さんを見た。
「その様子やとあんたら夜の方はまだだろう」
「なっ……?!」
夜の方?
何の事かと沖田さんを見れば、沖田さんは口にふくんだお酒を必死に飲み込んでいるところで、私は梅さんの方を向いた。
「かわいいのぉ春」
「そーどすねぇ」
けど梅さんまだニヤニヤしてる。
「くはー、お腹もいっぱいなったしここは若い二人の邪魔せんうちに部屋戻るか春さんよ」
「賛成どすぅ」
「えー、もうお酒とサヨナラですか?」
「またここきんさい、また飲み明かそうぜよ!」