歴史の星空に飛び込んで


その酔いに任せてしまえばいいじゃない。


「か、菅野さん!?」


ピトッと沖田さんの腕にしがみついてみると、やっぱり沖田さんは驚いた。



お酒のせいだから、ね



「沖田、さん……?」



沖田さんを見上げると、沖田さんはゴクリと唾を飲み込んだ。

「据え膳………」なんて呟きながら。




「総司さん」

「な、なんですか……」



沖田さんかっわい〜

好き、

本当に好きだなぁ……。


「本、取り戻せますかねー…」

「取り戻せますよ。新撰組がついてるんですから」






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