歴史の星空に飛び込んで


こういう時って目閉じるの?

ずっと沖田さんを見ていたいのに。



綺麗な沖田さんの顔を、瞳を見ながら至近距離にまだ私を実感を持てないでいた。



はやく、

はやく、


「……………………………」

「好きです沖田さん」



沖田さんに好きになってもらうまで帰らないって言った。

その日は訪れるのかな……?



苦しげな表情を浮かべた沖田さん。

この様子じゃないかもね

フラれて帰るってなるんじゃないかな。



そんなの嫌だな。



「………ダメです菅野さん…」



いやだよ。





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