歴史の星空に飛び込んで
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昨日一緒に飲んだ才谷梅太郎。
私達が宿を出る時を同じにして梅さんと春さんも宿を出た。
「ほな、また飲もうな〜」
「お元気で〜」
普通に別れたんだけど、その後、山崎さんがいうにはあれが
才谷梅太郎さんが、坂本龍馬だったとか。
春さんの本名はお龍さん。
私達ってつくづくこういう仕事に向いてないことがよくわかったのだった。
「何まとめてんだコラ坂本取り逃がした罰で走ってきやがれ!」
「ひーん、鬼副長ぅ」
第五章(完)