歴史の星空に飛び込んで
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山南が初めて彼らに会ったのはいつのことだったか。
随分昔のことのような、いやそれでも昨日のことのように覚えている。
近藤さんに負けたあの日
総司は誇らしげに笑っていて
土方君にはニヤリと笑われたっけ
永倉君や原田君は「あんたも来なよ、住み心地抜群だぜ〜」
なんて勧誘されたな。
近藤さんの人柄に皆惹かれていって
私もいつの間にか惹かれていた。
憧れていたんだと思う。
だから、新撰組として肩を並べられたことが誇りだ。
ガタガタッ……!
「山南さん……!山南さん……!」
瞑想していた山南はパッと瞳を開けた。
この声は………。