歴史の星空に飛び込んで


***


「はっくしょん!」


巡察中の沖田が急にくしゃみをしたのに他の隊士はビクッと肩を震わせた。


「風邪ですか……?」

「えへへ、咳の次はくしゃみだったらもうやんなっちゃいますよ。
誰か私の噂でもしてるんでしょうか」

「あはは」




困ったように鼻を擦る沖田に、隊士はほんわかと空気を和ませるのだった。







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